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2005/02/11

Phantom of the Opera

最近更新してなかったので書きたいことはたくさんあるのですが、トラバもしているのでこれから。

オペラ座の怪人」を観て来ました。

不覚にも劇場で泣いてしまいました…
私、自慢じゃないですけど、映画館では泣いたりしないんですよね…
しかも洋画に…悔しい…(笑)

まあそれは置いておいて。
今回初めてオペラ座の怪人の内容をすべて把握しました。
今までオペラ座の怪人って言うと、某有名探偵を祖父に持つ少年探偵の「オペラ座の怪人殺人事件」のイメージしかなかったもので(笑)
哀しい話でした。
オープニングが凄くかっこよかった!
構成も好き。
ミュージカル、舞台のイメージがしっかりあって良かった。
会話のかみ合わなさ加減がいかにもミュージカル(笑)

トラバ先のお題が、「恋をするならファントム派?ラウル派?」なので、此処で言っておきます。
私は断然ファントム派です。
というか、ラウル最後まで好きになれませんでした。

確かに顔はいいんですけどね…確かな愛を貫いてもいるんですけど…
どうも私はファントムにかなり感情移入してしまっているようです。

クリスティーヌが途中から憎くてしょうがなくなりました(笑)

ラウルは正統派のヒロインの相手役でしょう。
でも、どことなく自分のことしか考えていないような気がしてなりませんでした。
「慈悲を!あなたには慈悲がないのか!」
とか言ってるし。
クリスティーヌもそうだけど…

なんか気分良くなかった…

クリスティーヌがまだファントムに心酔していたあたりはクリスティーヌが私と近いところにいる感じがしていたのに、ラウルに走ってからは感情移入できなくなりました。
彼女が私から遠くなってしまった。

途中で「ノートルダムの鐘」を思い出しましたよ。なんか結末とかそっくりな気が。

オペラ座のマダムが凄く好きでしたね。
きっと、ファントムの人生の中で同情をくれたのは彼女だけだった。
それがこの結末を呼んだ引き金になろうとも。
見世物になっていたファントムの描写は映画のオリジナルということでしたが、とても良かったと思いますね。
ファントムのことを知っていて、節々で彼が罪を重ねないように、そして存在を知られないようにさりげなくかばう彼女は、優しい人なんだな、と思います。

この彼の話を聞いたラウルが、ファントムを「狂った天才だ」と断じてしまったときから
(ああ、もう好きになれない…)
と思ってしまいました。
あそこで何も言わないで黙ってしまう、という演出だったら好感度下がらなかったのに…

ファントムはずっと孤独に生きてきた。
見世物にされて、大切にしていたオルゴールをぞんざいに扱われ、見世物小屋の主人を殺してしまって。
マダムに匿われたけど、それもやっぱり同情しかしてもらえなくて。
逆に、「こんなところに閉じ込めて…」という怒りさえあったかもしれない。
誰にも求められず、誰にもその存在を知られるわけには行かない。
ファントムはその名のとおり「幽霊」のようになっていた。

そんな人生の中で、はじめて人に求められた。
存在を知られた、「天使」としてあがめられた…愛された、と感じる。
その相手が、クリスティーヌだった。

ファントムはずっと誰かに愛されたかったのだと思う。
優しく言葉をかけられたかったのだと思う。
それを与えてくれたのが唯一クリスティーヌだった。
彼にとってはたった一つの救い。
クリスティーヌも彼に従っていた。
本来ならその均衡が保たれていれば彼は十分だった筈だ。
クリスティーヌが彼を求め続けてくれさえいれば。
その均衡をラウルが破った。

彼は不安になっただろう。
クリスティーヌが離れていくことは、彼にとって死活問題だ。
だから必死になって繋ぎとめようと、力づくでも繋ぎとめようとした。

それでもクリスティーヌは彼を選ばなかった。

ラウルの命と引き換えにしようとしたクリスティーヌの愛は、けれど空しいものだった。
それはもはや偽りになってしまったから。
ラウルを生かしても殺しても彼にとっては追い詰められる結果にしかならないとわかったから、彼はクリスティーヌを解放した。
せめて、彼女が幸せになれるように。

これで、彼の支えは宝物のオルゴールだけに戻ってしまった。

ここで、クリスティーヌが「愛のおすそ分け」みたいに指輪を渡すのが気に食わない。
結局ラウルと行ってしまうのに、半端な優しさがほんとにむかついた。

「歪んでいるのはあなたの魂だと気付いたからあなたの顔は恐ろしいとは思わない」
みたいなことも言ってたけど…
でも、私にはファントムの心が歪んでいるとは思えないんですよね。
確かに子供っぽくはあるけど、むしろ、「愛して欲しい」って全身で訴えるように純粋だと思いました。
でも、ああ、クリスティーヌは聖女じゃないんだ。
ただのヒロインなんだ…

とにかくファントムが可哀相で愛しくて切なくて終わった映画でした。
無理矢理にでも何でもクリスティーヌと結ばれて幸せになって欲しかった…
まあ、これも不幸な終わり方ではないんでしょうけど。

書いててまた涙出てきました。
おかしいな…涙腺緩んでる?

まあ、久しぶりに感動できる映画でした。
最近はアニメとギャグに走る傾向があったので(笑)
音楽の「オペラ座の怪人」が頭から離れません。
ついでに言うと、映画の途中であの某車のCMが何度も頭をよぎりました(笑)

「私を目覚めさせる」

って歌詞にあったんですね…
やっとリンクしました(笑)

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コメント

コメントありがとうございました。何だか、大ブレイクしそうな予感です。

投稿: distan | 2005/02/12 08:45

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