京極夏彦作品
昨日はパソコン開きもしませんでした。
ここ数日瞼が痙攣してまして…
パソコンの見すぎかな?と思ってたんですが休んでも一向によくなりません。
左目だけだったのに右目まで痙攣しだすし…
ので、諦めました(笑)
京極夏彦先生の作品。
話題をこっちに振るのは、やっと見たかった映画を観ることができたからです。
「嗤う伊右衛門」!!!
ずっと観たかったんです!
公開時はどこでやってるのかすらわからなかったので。
wowowでやってたのをHDDで録画~!
いやもうね…泣きました…
小説でも泣いたんですけどね…
唐沢さん凄い好きです。
(キャシャーン観にいったとき唐沢さんがキャシャーンだと思ってたのに敵役だと知ってがっかりした記憶が…)
小雪さんも見事にお岩さんでした!
強い女性が好きです!
ただ、オチのところが…小説ほど余韻が残らなかったというか…
でも、現代の東京のパンを持ってくるのはいい感じでした。
小説のほうが心情も詳しくて、映画に詰め込みすぎかな…感もありましたが。
(泥が…泥が…のあたりが)(解りづらい!)
映画はやっぱり映像勝負ですよね!
直助が顔の皮剥ぐ時は叫びそうになりました。
今日、バイトに持っていく飲み物は「伊右衛門」決定です!(え)
映画といえば、「姑獲鳥の夏」が映画化するそうで…
あの、でも…
木場修が宮迫さんってどうなんでしょうね…
あと個人的に榎木津さんが阿部寛さんってのも微妙…
ビスクドールのような顔立ちじゃなかったんかい!
おもっきし日本人顔だと思うんですけど…
それ以前に
彼には「トリック」の上田次郎のイメージしかわかないんですけど…(変人なところは共通)
「どんとこーい!」とか「なぜベストを尽くさないのか!」とか言い出したらどうしよう(言いません)
トリック大好きです!(笑)
今読んでいるのはその京極先生の「京極堂シリーズ」の「塗仏の宴」です。
京極堂大好き!!!
遊びに行きたい…
そしてウザがられたい!京極堂に!(悪趣味)
京極先生の小説の魅力って言ったら、人物描写とか、情景描写とか、描写が細かいことですかね。
あと、関連付けがうまいです。思いもよらないところに謎を解くヒントがあったり。
それから、「社会批判」とまでは行かなくとも、風刺のようなメッセージ性が強いような気がします。
なにより、女性に対してとても気を使って小説を書いているな、と感じます。
京極堂シリーズ然り、伊右衛門然り。
京極堂シリーズの方では、戦後が舞台ということもあり、職業婦人や女性運動についての問題点も社会的利点も目を逸らさずに書いてあるように思います。
これは、ほんとに凄いと思います。
京極堂(私は勝手に京極先生の代弁者だと思っているのですが)は、自分なりの結論を出しているんです。
それでもなお、語りかける相手に、そして読者にも問いかけてきます。
「あなたはどう思うのだ」と。
小説の中には、心理学、宗教学、その他様々な学問的要素が織り交ぜられています。
直接その言葉がわからなくとも、京極堂がいやいやながら説明してくれます(笑)
この書き方が全くわざとらしく感じないのです。
凄いと思います、本当に…
だから京極先生の小説が大好きです!!
(「だから」って…)
あー、映画かあ…
姑獲鳥の夏の宣伝に「京極堂という探偵」って書いてあったけど、京極堂は探偵じゃない!!!
拝み屋で古本屋なんだよう!!
探偵は榎木津だってば!!(笑)
最後に。
京極先生の小説の文庫版はほとんどさいころです!(笑)
以上。
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