« イリーガル・マインド ・9・ | トップページ | 観に行きたい。 »

2004/11/23

イリーガル・マインド ・9.5・

※おまけですんで色々おかしいのは勘弁してください(笑)

様子のおかしいグレイスとユイトに、クロムは戸惑っていた。
自分のせいか…
はたまた、アイリスが言ってた…その…

ピーピーピーってことになってしまったからなのか…(笑)


悶々と思い悩むクロムの席もとへ、ウェイトレスがやって来た。


「お待たせいたしました。こちら『マンハッタン』です。ご注文は以上でよろしいですか?」
「ああ、それ俺ね。どうも~」
「ごゆっくりどうぞ」

ウェイトレスが運んできたカクテルを、一気に飲み干すと、グレイスはチェリーを取り出した。
日が透けて、何かの宝石のように輝いて見えるそれは、レッドチェリーの名に相応しく、真っ赤だった。

「な、綺麗だろ、これ。これがないとなんか物足りねぇんだよな…クロムの瞳みたいだろ?」
「…そうか?」
「ああ、確かに綺麗だね…僕はクロムの瞳の色、好きだよ」
「そ、そうか…?」
「口説き文句みたいだな、ユイト…」
「別にそういうつもりじゃ…」

「よく使うの?グレイス…
(なによなによ!みんなクロム狙いなわけ!?)」←?(笑)

なぜか敵愾心いっぱいに聞いてくるアイリス。
グレイスは笑い含みに応える。

「そうだねー、たとえば…よっと」

グレイスは体勢を変えると、クロムの手をとる。

「クロム…君の穢れなき瞳の輝きは、この愚かな男の心を焼き払ってしまうように眩しい…どうか、その瞳で俺を清めてくれないか…

…なんてね」


しばしの沈黙


「…気持ち悪いよ、グレイス…」

「あんだと!人が真面目にやってんのに!」
「あははは!グレイス、今の面白かった!!他のないの他の!!」
「アイリスちゃん…ι」

なんだよもう、と言いながら悪態をつくグレイス。

「ところで、グレイスっていくつなの?お酒飲んでいいわけ?」

アイリスは無邪気そうにグレイスに問う。
ここで法の話をしてもどうしようもない気がするが…

「残念でした~!俺は3ヶ月前に二十歳になりました!」
「ホント!?私と4つも違うの!?」
「…どういう意味かな?」

あはは、と、アイリスは笑ってごまかす。

「ユイトは?」
「僕も二十歳だよ。グレイスより誕生日は早い」
「…クロムは?」

微かに上目遣いでアイリスが聞いてくる。
いちいち動揺する自分に叱咤しながら、クロムは応えた。

「俺はまだ18!お酒は飲めません」

っていっても飲むけどな…
とは口に出さない。

「…そっか~」

ため息とも感嘆ともつかない息を吐いて言うアイリスに、クロムは少し笑う。

「何、ほっとしてる?」

馬鹿にした調子に気付いたのか、アイリスは少しむっとした様子で否定した。

「・・・別に~」

…その態度でもう肯定してるって。
などと思いながら、クロムは胸が少しあたたかくなるのを感じた。


見詰め合う二人の入り込めないような空気に、グレイスとユイトは悔しい思いをしたとかしないとか…(笑)

終わっとけ。

|

« イリーガル・マインド ・9・ | トップページ | 観に行きたい。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38608/2047863

この記事へのトラックバック一覧です: イリーガル・マインド ・9.5・:

« イリーガル・マインド ・9・ | トップページ | 観に行きたい。 »